中古住宅の売主は個人であることを忘れずに

これまでずっと賃貸暮らしをしていた人は、たとえ中古住宅であってもハウスクリーニングくらいはしてくれているものだと思っているかもしれません。しかし一般的に中古住宅の売買の場合、ハウスクリーニングは当たり前ではありません。交渉でクリーニング込みの価格にしてもらうことはできても、クリーニングしていないから値引きしろ、とは言えないのが中古住宅です。 賃貸物件は、ほとんどが貸主はプロです。法人で賃貸業を営んでいるでしょう。複数の物件を持っている人もいます。しかしマンションや一戸建ての中古物件の売主は、ほとんどが個人です。買った家を買い替えたい、お金が必要になったので売却したい、理由はいろいろ考えられますが、決して不動産取引のプロではありません。 長くデフレ時代が続き、買主は値引き交渉は当たり前、買い手市場と思っているかもしれません。しかし相手は普通の個人です。もしも自分が売主の立場だったらどうか、と考えてみると良いでしょう。現状渡しが一般的な中古住宅の取引で、ハウスクリーニングが当然という態度で交渉すると、売主は嫌な気分になるでしょう。 買主には物件を選ぶ権利があり、買うも買わないも自由です。同じように売主も誰に売るかは自由です。そこを忘れてはいけません。

3126 6/4

Copyright ©All rights reserved.中古住宅の売主は個人であることを忘れずに.